2021.11.02コラム
冬はペットの水分不足に注意!脱水の対策方法
肌寒い季節がやってきましたね。
皆さんは冬場の脱水の危険性をご存知ですか?
「寒いから水を飲みたくないのかな?」
「冬はあまり汗をかかないし大丈夫」
脱水といえば夏を連想しがちですが、実は冬こそ脱水に気を付ける必要があります。
夏のように活発に動いていなくても、寝ているだけで体から水分が抜けていきます。
さらに寒さ対策で室内でも一日中ペットに服を着せている飼い主さんもいらっしゃるかと思います。
が、実はそれがとても危険なんです…!!
ペットのことを想い寒くないようにと暖房を効かせた部屋、中には床暖房器具をペット用に用意されている方もいらっしゃるかと思います。
そういった環境で一日中服を着せてしまうと、犬は体温が上昇し身体の水分がどんどん抜けていきます。
そして自分で体温調節ができなくなり、気付かない間に脱水症状になってしまうのです。
また、皮膚が弱くなってしまう原因にもなってしまいます。
人間もそうですが、寒くなるとついつい飲水量が減ってしまいますよね。
ペットも同じで、冬はどうしても水分の摂取量が減ってしまいます。
そのため、脱水症状になっていることに気付かないケースも少なくありません。
老犬の場合、歯がなくて上手くお水を飲めない子もいます。
では、冬場はどのように水分対策をすれば良いのでしょうか?
①一日の中で服を脱いでいる時間を作ってあげる。
※寝ている間は服を脱がせるようにしましょう。
②ご飯に水分を加える
※老犬の場合、水を飲みたくても歯がなくて上手く飲めない子もいるためご飯に水分を含ませてあげましょう。
この2点を気を付けることで、冬でも快適に健康で過ごすことができます♪
とは言え、暖かい空気は上にいってしまうため床付近の冷えには気を付けていきたいですね。
また、床暖房による低温やけどにも注意しましょう。
冬は外に出たくなくなってしまいますが、飼い主さんも運動がてらしっかり愛犬を散歩に連れて行ってあげましょう。
寒い季節、愛犬と楽しく健やかにお過ごしください♪